ニュース等で「情報リテラシーが低い」「情報リテラシーの教育が、、、」といった言葉を聞いたことがあると思いますが、「情報リテラシー」とは何か知っていますか?
情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」とも表現するが、文部科学省が定義する「情報活用能力」とは意味合いが異なる。また、”情報=IT”との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、しばしばコンピュータ・リテラシーと混同される。しかし、以下に定義されるように、本来必ずしもコンピュータと直結するものではなく、情報モラルと大きく同じ意味だと認識されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
要は、情報を活用する力です!
膨大な情報があふれている現代において、「情報リテラシー」が無いと、自分にとって有益な情報を逃したり、誤った情報に気付かない、なんてことになってしまいます。
また、この力は必ず学校で教えてくれるものではないので、これからますます情報が増えていく世界に生きる子供には、私たち「親」がしっかりと教える必要があります。
今回は、現代の必須スキルである「情報リテラシー」を高める方法として、大事な要素を3つ紹介します。
ポイントは、考えることを止めないことです(^^)/
情報を取捨選択する

当たり前のことですが、膨大な情報がある中で、全ての情報を活用することは出来ません。
意識的に情報を取捨選択して、自分に必要なものを絞る必要があります。
この時に気にすべきなのは、情報の「正確性」「信用度」など様々ですが、何より重要なのは自分で意識して情報を取捨選択するという積極的な姿勢です。
情報にさらされるような受け身の状態は一番ダメ。
情報は、こちらからコントロールすべきです。
ソーシャルフィルタリング
様々な媒体から得られた情報に対して、SNS上でのコメント、友達の口コミなどを元に、情報をフィルタリングする方法として、ソーシャルフィルタリングという方法があります。
これも、情報の取捨選択手法の1つです。
例えば、休日の夕方に何も考えず「ぼーっと」テレビを見ていても様々な情報は頭に入ってきますが、全てが自分にとって必要な情報とは限りません。
それよりも、自分が欲しい情報を発信している人と話した方が、効率良く情報を収集できます。
テレビを見ずに、YouTubeやネット番組を見る人が増えている要因はここにありますね。
自分自身の価値感を明確にする

情報を取捨選択した後、活用するうえで重要になってくるのが、次の要素、自分の価値観(情報の優先順位)です。
例えば、「話を聞いて面白そう(興味がある)だからさらに情報を深堀する」。これは自然と頭の中に入ります。
ただ、「後で役に立ちそう」「知っておいた方が良さそう」といった損得感情で得た情報はどうでしょうか?正直、すぐに忘れてしまう、使えない情報になると思います。
「どういう情報に自分が価値を置くか」を明確にすることで、普段から必要な情報にビビットに反応できますし、単なる形だけのインプットだけで終わることを防げます。
知らないことを知ろうとする姿勢はもちろん必要ですが、この「価値観」によって、取捨選択した情報に優先順位をつけ、単なる情報から活用できる情報へと昇華させることが重要なのです。
情報リテラシーの資格
情報に対する自身の状態を知るため、「ネットリテラシー検定」等の資格試験を受けるという方法もあります。
リテラシーに関する検定は色々ありますが、情報に対する自分自身の価値観がブラッシュアップされるとまでは言えませんし、資格として重要視している会社も今は少ないので、参考まで。
情報を発信(アウトプット)する
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情報を「活用」するうえで欠かせないのが、情報のアウトプットです。
アウトプットをすることで、はじめて情報が知識として定着し、使えるものとなります。
また、情報を発信する側の気持ちが理解できるので、変な情報などに騙されにくくなるというメリットもあります。
勉強を例にすると、問題を解くだけでなく、問題を作った方が理解が深まるのと同じです。
アウトプットには、話す、書くなどいくつかありますが、自分に合った方法を選ぶのが一番。
話すのが好きな人は友達に得た情報を話してみる。書くのが好きな人は日記をつけてみる。
さあ、あなたは、どうやってアウトプットしますか?
アウトプットに対する知見を深めたい方は、『アウトプット大全』(樺沢紫苑)がおすすめ!(上記画像の本)
まとめ
いかがだったでしょうか?
必要なのは、この3つ!
- 情報の取捨選択をする
- 自分自身の価値感を明確にする
- 情報を発信(アウトプット)する
この手順で情報リテラシーを高めて、人生をより豊かなものにしましょう(^^♪
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