宿題をせずに帰ったらすぐにテレビゲーム、休みの日も気づけばスマホでゲーム、、、
「うちの子は、とにかく暇さえあればゲームをしている…」と悩むパパやママも多いんじゃないでしょうか?
確かに時間の際限なくやり続けるのは問題がありますが、ゲーム自体を「悪」と決めつけるのはどうかと思います。
今回は、あまり注目されないゲームのメリットと、子供がゲームと上手く付き合うためのルールを5つ紹介します(^^)/
ゲームのメリット
近年の教育に関する研究では、ゲームをするメリットが次々と明らかになってきています。
3つの有名なNintendo Switchのゲームを例に、そのメリットを解説します。
マインクラフト
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世界の教育界で活用されていることで有名なのが「マインクラフト」というゲームです。
ブロックを使ってプレーヤー独自の世界を作るゲームですが、斧などの道具を作って木を切ったり、切った木から木材などの材料を集めて家を作ったりできるなど、自由度が非常に高いところが魅力です。
私もやったことありますが、材料を効率的に収集するのはどうすればいいか、どの場所に何を設置するかなど、様々な角度からの発想が必要になります。
このゲームをやることで、集中力、計画性、創造力、空間把握力、問題解決力などが身につきます。
あつまれ どうぶつの森
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『おうち時間におすすめ!やりこみ要素満載のNintendo Switchソフト5選!!』の個人的おすすめ度2位で紹介した「あつまれ どうぶつの森」は、無人島でほのぼの暮らしていくゲームですが、「お金の仕組み」が学べます。
ゲーム内では「ベル」と呼ばれる通貨が使われ、現実世界同様に買い物をしたりATMに預金したりできます。
金利や株も存在するので投資の観点からも勉強になりますし、島で集めた材料をそのまま売るのではなくDIYをしてから売ると高く買い取られるなど、商売の仕組みも学べます。
妻情報ですが、ゲームの中で日付設定をいじって過去と未来を行き来することで利息を稼ぐプレーヤーが多かったからか、少し前にゲーム内の金利上限が引き下げられたそうです。笑
お金の観点で見ると、非常に学びの多いゲームです。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
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こちらは『おうち時間におすすめ!やりこみ要素満載のNintendo Switchソフト5選!!』の1位で紹介したゲームです。
マインクラフト同様に自由度が高く、画面で見える景色すべての場所(めちゃくちゃ広い)を訪れることができます。
また、ゼルダはダンジョンの謎解きやアクションなど、様々な遊べる要素があり、人によって楽しみ方が変わってくる点も魅力の1つです。
このゲームをやることで、集中力や計画性はもちろん、思考力、反射神経、立体認知能力なども身に付きます。
ゲームと上手く付き合うためのルール3選
ゲームにメリットがあることは理解いただけたと思いますが、そのメリットを享受するには「ルール」が必要です。
ここでは3つのルールを紹介します!
親がゲームを理解する
まず、親のマインド面ですが、子供がゲームをすることを漠然と不安に思うことをやめる必要があります。
よくあるのが、親がそのゲームを知りもしないのに頭ごなしにゲームをする子供を否定することです。
これはコミュニケーション不足から来る悪い例です。
スマホなどのIT関係もそうですが、ゲームも親より子供の方が詳しいことが多いですよね。
思い切って、子供にゲームについてや、そのやり方を聞いちゃいましょう!
一緒にゲームの話をする、ゲームをすることによってコミュニケーションがはかれ、信頼関係が生まれます。
この信頼関係が互いの相互理解を生み、子供が時間にとらわれずゲームにのめり込むことを防いだりするのです。
課金と対象年齢に注意する
オンラインやスマホゲームでは課金要素のあるものがあります。
親が気付かないうちに課金している場合があるので注意しましょう。
また、ゲームには暴力的なシーンが含まれることがあり、小さい子供には不向きのものもあります。
子供がやるゲームの「対象年齢」は必ず確認するようにしましょう。
ちなみに、CEROという組織がゲームソフトのレーティングをしていますが、「CERO A」と書かれたゲームが全年齢対象です。
時間制約を設ける→カリギュラ効果を活用
どうしてもゲームをする時間が長くなる場合は、「1日1時間」や「勉強1時間につき1時間」など、ゲーム時間の約束を設けるべきです。
それでも約束を守らないときは、「早くゲームやりなさい」や「あそこのステージはこうしなさい」などの言葉をかけてしまいましょう!
え?と思われるかもしれませんが、これは「カリギュラ効果」を使う立派な作戦です。
カリギュラ効果とは、ダメと言われるとかえって逆の行動に走りたくなる心理現象のことです。
昔話の『鶴の恩返し』で、鶴に「絶対にこの部屋の扉を開けてはいけません」と言われたお爺さんが扉を開けてしまうシーンがありますが、この心理現象が働いています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
親があえてゲームに積極的に関与することで、ゲームを親子のコミュニケーションツールの1つとして上手く活用しましょう(^^♪
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