野球のポジション適正比較!(求められる技術&性格)

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野球をこれから始めるにあたって守るべきポジションに悩んでいる、今のポジションが合っているか不安、、、そんな人向けに野球のポジション適性を解説していきます。

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私は小学校から高校まで野球をしていたこともあり、少年野球も含めると全てのポジションを経験したことがあります。

否が応でも目立つピッチャー、その女房役のキャッチャー、打球を華麗にさばく内野手、グラウンドを駆け回り遠投で魅せる外野手。

全てのポジションに役割がありますが、ポジション配置はチームにとって重要なポイントであり、適材適所のポジションで選手がプレイすれば、チームの勝率は上がります。

それでは早速見ていきましょう!

ポジションまとめ

  • ピッチャー(投手)
  • キャッチャー(捕手)
  • ファースト(一塁手)
  • セカンド(二塁手)
  • サード(三塁手)
  • ショート(遊撃手)
  • レフト(左翼手)
  • センター(中堅手)
  • ライト(右翼手)

ピッチャー(投手)

野球は投手で7割が決まる

打者を出塁、走者を生還させないことが役割ですが、最も求められるスキルは「コントロール」です。

球威や変化球のキレが無くても打者は打ち損じる可能性がありますが、ストライクが入らなければ、打者は嫌でも出塁します。特に少年野球で多いのですが、フォアボールだらけでは試合は作れません。

ある程度コントロールがあれば、次に必要なのは「球威」ですが、これはキャッチボールでも分かります。

「こいつ、球が落ちない(伸びる)ぞ」と思ったら、伝えてあげましょう。金の卵かもしれません。(私にはこの球威が足りず、ピッチャーを諦めた過去があります。。)

また、試合を左右するポジションなので、メンタルの強さが必要です。

勝気、マイペース、我慢強い、自己中心的な性格の持ち主がピッチャーに相応しいと言えます。

現段階でコントロールが悪くても、「何がなんでもピッチャーになる」「誰にも負けない」という強い意思が(性格で)あれば、向いているかもしれません。

キャッチャー(捕手)

縁の下の力持ち

守備全体を見渡せることもあり、チーム全体を支える司令塔的なポジションです。

単なる捕球だけでなく、ピッチャーの力を引き出すリード、味方の守備位置修正、バッターのクセの見極め、サインプレーの指示など、やるべきことはたくさんあります。

また、プロテクターが臭い、長時間座るのがきつい、ワンバウンドしたボールを身体に当てて止めるので痛いなど、キャッチャーならではのネガ意見も。。。

少年野球でキャッチャーの人気が無いのは上記あたりが理由ですが、逆にボールを後ろにそらさないキャッチャーがいれば目立ちますし、強豪チームに生まれ変わります。

盗塁阻止をしようものならヒーローです。(少年野球でキャッチャーをやった際、ちやほやされました。)

あとはキャッチングの音も重要です。良い音で、キャッチングされると投手は気持ち良いですからね。

性格としては、冷静、クレバー、ロジカル、自分より他人のことを考えられる人が向いています。

ファースト(一塁手)

捕球のスペシャリスト

野手からの送球や投手からの牽制球など、送球を受ける機会が多いポジション。

スキルではなく条件や能力として、背が高い、体が伸びる、左利きの人は適性があります。

機敏な動きや肩の強さは、他のポジションに比べれば重要度は低いです。

守備が苦手な外国人選手、昔のように動けなくなったベテラン選手がファーストを守っていることが多いのは、このためです。

性格としては、包容力がある、リーダーシップのある人が向いているかもしれません。

一塁に悪送球してボールが後ろにそれた場合、「俺が捕球出来なかったのが悪い」と言えるようなファーストがいるチームは、経験上強いです。(監督によって悪送球の野手、そらしたファーストのどちらを怒るか分かれる所ですよね)

セカンド(二塁手)

機敏な動きと高度な判断力

ゲッツー、ベースカバー、バックアップ、中継プレーなど、役割は多岐にわたります。

また、守備範囲が広く、打球への反応速度、捕球後の状況に応じた素早いスローイングが求められるため、反射神経があり、頭の回転が早い選手に適性があります。

個人的にセカンドは中学生時代に守っていたポジションですが、2塁方向の打球を逆シングルで取って一塁に投げる動作が好きでした。(同じ意見の人いますかね?)

上記のように体の重心と送球の方向が逆になる場面が多く、体幹の強さも重要です。

口が達者、リーダーというよりは副リーダーが好き、といった性格の持ち主が相応しいポジションです。

サード(三塁手)

ホットコーナー

野球は右打者が多いので、内野の中でも最も強い打球が飛んでくるポジションとなります。

ただ、前進してのバント処理をはじめ、ぼてぼての打球処理を行うこともあり、極端な打球が多いのが特徴です。(ベースにあたってのイレギュラーバウンドが怖いんですよね。。)

また、ファーストへの距離が遠いため、肩の強さも当然必要。

外野手やセカンド、ショートに比べれば俊敏性は必要ありませんが、一瞬の打球判断、長い距離を的確にファーストへ送球できる肩の強さを持っている選手が適任です。

恐れない、我慢強い性格の人が向いています。

ショート(遊撃手)

メジャーリーグの最人気ポジション

セカンド同様に俊敏さが求められ、ゲッツー、ベースカバー、バックアップ、中継プレーなど、役割は多岐にわたります。

ファーストへの距離が遠いため、肩の強さも重要視されます。(野球経験者からしたら当たり前ですが、ショートはサードよりも一塁への距離が長いんです。)

セカンドと似ていますが、打球の速度、頻度、送球距離などはショートのほうが上の場合が多く、内野手の中でも最も守備の上手い選手が適任と言われています。

責任感が強い、真面目な性格の人が向いていると思います。(キャプテンが多いイメージです)

レフト(左翼手)

イメージは守備の苦手な人?

少年野球では確かに守備の優先順位は低いかもしれませんが、レフトは右打者の強い打球が飛んでくる可能性が高く、打球の飛距離を判断して捕球する能力が求められる、簡単ではないポジションです。

これは外野手全般に言えますが、特に硬球は打球の飛距離が伸びれば伸びるほど、ボールの回転が球の落下地点に変化をもたらすため、予想よりも飛んでこなかったり、左右にブレたりすることもあります。

私はこの打球判断のセンスが無く、硬式野球では試合で外野を守ることはありませんでした。。

また、内野への返球はマストなので、肩の強さや中継への正確な送球も求められます。

外野手が向いている性格としては、細かいことを気にしない、チャレンジャー、勝負師な人です。

センター(中堅手)

センターライン最後方

センターは、外野手の中でも最も守備範囲の広いポジションです。

レフトとライトの場合はファールの可能性がありますが、センターに飛んでくる打球は全てフェアなので、打球方向への素早い動きが必要で、、足の速い選手が向いています。

また、キャッチャーと同様、球場全体を見渡せるポジションなので、外野手のポジショニングの修正など、視野の広さが求められます。

外野の中では花形のポジションです。

ライト(右翼手)

ライパチのイメージは古い

スタメンの中で一番野球の下手な人は「ライトで8番打者(投手を除いて一番遅い打順)」というイメージがあるかもしれませんが、これは古いイメージです。

イチロー選手がライトを守っていたことも影響し、現代野球では「ライトに置ける守備の重要性」はかなり認知されてきています。

そもそもライトの仕事は捕球や送球だけでなく、内野手の送球が一塁に送球された場合やけん制球が投げられた場合その都度カバーに走るという、地味ですが非常に重要なな役割があります。(これをさぼると監督にこっぴどく叱られますよね。。)

また、ライトへは進塁打狙いの打球が飛んでくることがありますが、肩の弱い選手や送球が不安定な選手では、余分な進塁を招いてしまう可能性があります。

強肩であること、送球が正確であることは、ライトにおいて必須となるスキルと言えます。

珍しいプレーですが、ライトゴロが決まると盛り上がります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ポジション適正比較を簡単に説明させて頂いきましたが、あくまでも「守る上でこの適正があれば更に良くなる」というだけで、練習によって補うことはいくらでも可能です。

他人がポジションを決めるのか、自分がポジションを決めるのか、、、最終的に野球を楽しめるのはどちらでしょう?

皆様の野球人生がより良いものになります様に(^^♪

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